F-4は多数輸出されており、その運用国も多岐にわたる。 F-4C/Dの供与・売却が少なかったのはベトナム戦争で多くの機体が損傷し、また機体疲労を蓄積しているため長期の運用に不向きとされたことによる。このためベトナム戦争末期から戦争終結後に生産されたF-4E以降の機体が供与・売却の大半を占めた。
F-4を運用したのは開発国のアメリカの他に、政治的に親密だったイスラエル、イスラエルとの和平に合意したエジプト、オイルマネーを持つ重要顧客だったイラン、北大西洋条約機構 (NATO) 加盟国であるトルコとギリシャ、アメリカへの基地提供の見返りを孕んでいたスペイン、同盟国のイギリスとオーストラリア、地理的に重要な位置にあったドイツ (旧西ドイツ) 、極東防衛の一翼としての日本と大韓民国の11ヵ国に上り、冷戦下で同盟国の防空能力向上を図ったアメリカの戦略が見て取れる。
運用国によって異なる使用・運用目的に合わせた派生型や近代化計画が多数存在する。
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